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逆襲

苦麗夢所長:
大変じゃ、大変じゃ〜。

駄田研究員:
どうしたんですかぁ〜。そんなに慌てふためいて…。

苦麗夢所長:
普段、消費者や、サービスを受けた側からの報告をしとるじゃろ、そしたら、提供する側からクレームが舞い込んだのじゃ。

駄田研究員:
ウチに対するクレームですかぁ?

苦麗夢所長:
いや、そうじゃないんだ。「オレにも言わせろっ!」的なやつ。

駄田研究員:
その内容が納得できるのであれば、載せるべきだと思いますぅ。

苦麗夢所長:
そうじゃな。まずはその内容だ。

前略
クレーム研究所様
私は、とあるスーパーでパートをしている者です。安い時給でせっせと毎日働いております。
不躾とは思いましたが、知り合いに今回の件を話したところ、こちらの研究所のことを教えていただきました。とにかくどなたかに聞いていただきたくご連絡を申し上げた次第です。

ある日、私が品出し(倉庫にある商品を店内の棚に価格シールを貼付の上、並べてる)のときのこと。50歳代の男性がつかつかとよってきて、“ホットケーキ”の粉はどこにあると尋ねました。一列向こうにあるはずなので、そうお教えしますと、しばらくたってまた戻ってきました。「ないじゃねーか、この野郎っ」。品切れとは聞いていなかったのですが、大量購入ということも考えられなくないので、慌ててその方と、ご一緒にその棚へ…。棚の下段に、いくつも並べてありました。「こちらにございます」と丁寧にお教えすると、その男性、今度は「こんな下に置いたらわからねーじゃないか」と罵声を浴びせてレジへ。

自分の探し方が足りないくせに、罵声ってどうでしょうか。全ての商品が目の高さの位置に配置することなど到底ムリなこと。自分の欲しい商品は目の高さに置いておけというようなずうずうしいお客さんて、実は少なくありません。

確かに、お金を出して商品やサービスを購入しているのはわかります。でも威張ることはないと思うのです。お金を出せば、人を傷つける発言をしてもいいのでしょうか。

モラル低下が叫ばれていますが、ちょっとしたところでのモラル問題、だれしも感じたことあると思います。

勝手なことをズラズラと言ってもうしわけありませんでした。

敬具


苦麗夢所長:
っとまあ、こんな調子じゃ。いつも大企業の論理で振舞う提供側のあり方を問題視してきたが、こういう手合いもいるんじゃな。

駄田研究員:
提供者側からの逆襲というより、クレーマーであって、それを度外視した勘違い似非クレーマーが横行しているということが、問題なんですぅ。ホント、自分さえよければという自己チューなヤツって少なくないですよ。。

苦麗夢所長:
そうじゃな。我々も気をつけんといけないな。その場面場面でどちらに問題があるのか、きちんと精査する必要があるのぅ。

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