ZAITEN
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居酒屋「月の雫」で…

苦麗夢所長:
駄田くん、駄田くん〜。

駄田研究員:
なんですかぁ、所長。そんなに慌てふためいて。心臓に悪いですよぉ。

苦麗夢所長:
おお、そーじゃ、そーじゃ(ふ〜)。実はな、身内でもある本誌「ZAITEN」の副編から話が来たんじゃ。なんでも居酒屋での対応に問題があったということじゃ。

その話をかいつまんで説明すると――。

居酒屋「月の雫」蒲田店に行ったときのことらしい。
副編は、メニューを見て、とても美味しそうだった「富士豚バラ肉の大串焼」(390円)を頼んだそうじゃ。
でもしばらくして、運ばれてきた大串をみて、アングリ。
あまりにもメニューに記載されている写真と違うとのこと。
メニューの串に比べて、あまりにも小さな肉だった。

駄田研究員:
メニューと現物に多少の違いがあるのは、ままあることですぅ。副編が欲張りなんじゃないですかぁ。

苦麗夢所長:
日ごろの食べっぷり、飲みっぷりを考えると、ワシもそうかと疑った。でもそうではないと言い張るんじゃ。

曰く、運ばれてきたときに串が乗った皿と、メニューに掲載されている串の皿は同じで、その皿を基準にすると、半分しかないときた。
そこで、店員に、メニューと明らかに違うから、この商品は返品する、店長に事情を聞きたいので、呼んでくれと頼んだそうだ。
それでもしばらくしても店長が訪れる気配はない。それどころかやがて席に訪れたのは、件の大串だった。
ようは、別の肉を使い、作り直したわけだ。

駄田研究員:
なぁ〜んだ、作り直してくれたのなら、大人なんだから納得しなくちゃ、副編も。

苦麗夢所長:
ところが、そうではなかった。
串には4つの肉が刺さっている。最初に出てきたのは4つとも小さい肉だった。今度は確かにメニューに掲載されている串と大きさは近くなった。だが、それも2つだけ。
これには副編も開いた口が塞がらない。
直ちに店長を呼びつけた。
席にやってきた店長はなんと言ったと思う?

駄田研究員:
セオリーどおりなら、「すいません」ですよね。お客を納得させるために。

苦麗夢所長:
肉を仕入れる時期の問題や、豚肉は焼くとどうしても縮むと説明しだした。
対して、副編は、それはお店の事情で、客には関係のない話。客はメニューを見て、美味しそうだからたのむのでしょ。明らかに写真と違うのであれば、写真を載せる意味がない。
すると、「写真はイメージです」と入れるなど、措置が必要ですねと言う。

はぁ〜?写真はイメージ?ニュースの資料画像と違うでしょ。

結局、副編はその串をつっかえした。
店長はその分は(代金を)引かせていただきますと。当たり前じゃい。

翌日、副編は本社に電話をした。

駄田研究員:
クレーマーになりましたね。

苦麗夢所長:
広義ではそうかもしれん。
だが副編は、
「ちいさな問題かもしれない。でも、このまま店長止まりで内々に葬られる可能性もある。チェーン展開しているため、同じ屋号の店ではメニューは共有、同じ問題が起こる恐れがあると思う。本社によってきちんと徹底させなければならない問題で、そうしないとお客も不幸だし、それ以上に客を失う店舗にとって不幸である。だからこそ本社に電話をした」という。

地区を担当する人物から来た連絡によれば、「報告は受けております。接客を含め、至らないところがあった。接客態度など徹底させる」と約束したそうだ。

駄田研究員:
そうなると、副編の定点観測店がまた1つ増えましたね。

苦麗夢所長:
そうじゃな。でもそういう店が増えるたびに、メタボに近づくのじゃ、副編も。

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