ZAITEN
最新号案内 バックナンバー 購読申込 単行本案内 別冊案内 会社概要 求人情報 広告料金 クレーム研究所 編集者ブログ お問い合わせ サイトマップ

« 2007年11月 | メイン | 2008年01月 »

2007年12月14日
優先席

駄田研究員:
昨日、久しぶりに残業なんてしてたじゃぁないっすかぁ。その帰りの電車内での出来事なんっすけどぉ。

苦麗夢所長:
残業っていったって、10時には帰宅の途についていたではないか。

駄田研究員:
忘年会シーズンってこともあってぇ、酔客とボクみたいな仕事熱心なビジネスマンで結構混んでたんですぅ。

苦麗夢所長:
一つ訂正しておくが、君は仕事熱心というより、どちらかというと、やることが遅いからじゃないかい。

駄田研究員:
たまたま乗り合わせたところが、優先席ぃ。その席の前に立っていたんですぅ。

苦麗夢所長:
若いんじゃ、空いても座らないことじゃな。

駄田研究員:
そこなんですよ。地下鉄なんですけどね、ターミナル駅に着くと大勢のお客が乗り込んできたんですぅ。
その先頭に初老の男性がいたんですぅ。目の前の優先席は3人掛け。3人の男性が座っておりました。するとその初老の男性は、3人の中で一番若くみえる30歳台と思しき男性に向かい、「すいません、ここ優先席なので譲ってください」と車内に轟かんばかりの大きな声でこう言ったんですよぉ。

苦麗夢所長:
ほお、ほお。

駄田研究員:
びっくりしたのは、むしろ横に座っていた2人の男性。そちらの2人が条件反射するかのように立ち上がったんですぅ。

苦麗夢所長:
その空いた席に初老の男性は座れたわけだな。

駄田研究員:
いえいえ、違うんですぅ。その初老の男性は「君が3人の中で一番若いんだから、君が立ちなさい」と。30歳台の男性も負けてない。「横が開いてるんだから、横に座ればいいじゃないですか」と。そのやり取りがしばらく続いたんですよぉ。

苦麗夢所長:
車内は混雑しておるんじゃろ。

駄田研究員:
ええ、だから、優先席2つは空いたまま、立ってる客はギューギュー。

苦麗夢所長:
そりゃ、座るに座れんわな。

駄田研究員:
マナーの問題なんですけどぉ、2人ともそこまで意固地にならなくてもって感じなんです。

苦麗夢所長:
確かに、初老の男性の言ってることは間違ってないじゃろ。ただし、強情になってもどうかとおもうぞ。30歳台の方も立つに立てなくなったって感じだしな。最初にすーっと立ってやるだけの気配りが大切じゃ。

駄田研究員:
優先席は、あくまで優先で、空いていれば座っていいはずですが、こうなると車内ムードは気まずいの一色ですからねぇ。

苦麗夢所長:
無作法な若者が増えたと嘆いているが、狭いシートに無理やりお尻を入れてくるご年配も少なくない。自分勝手が多いということじゃ。クレームと同じじゃな。明らかにおかしいというときだけクレームつければいいが、いちゃもんになっとるケースもまま見られる。冷静に、冷静にってことだ。

2007年12月03日
死亡事故発生!?

苦麗夢所長:
こりゃ、一大事だ。これこれ明日谷くん。こんな投書が舞い込んだ。事実としたら大変な事件じゃ。

明日谷ひかり新米研究員:
い、いったいどーしたっていうんです。

苦麗夢所長:
ついに、犠牲者が出たらしいのじゃ。

明日谷ひかり新米研究員:
え〜っ、どんだけ〜。

苦麗夢所長:
この投書を見たら、そんな軽口叩いておられんぞ。
まずは、これを読みたまえ。

匿名にて
combiのオモチャについて
コンビ社の『コップかさね』にて、乳幼児の窒息事故発生!
H19.2に窒息事故が発生。TELにて相談窓口に報告。
1ヶ月以内に他社のように、穴をあけるなどの策をこうじるように、また、HPの相談窓口がわかりにくい、フリーダイヤルの設置などするようにオペレータI氏に助言。
チャイルドシートの事故に次ぎ、対策が遅滞するようであれば、マスメディアに投稿し、貴社が危機管理能力に欠け、自然淘汰してもしょうがない旨を告げる。
H19.5に、3ヶ月経つが何の対処もしていないと再度TEL。
窓口オペレータN氏では判断できず、I部長に代わる。
2月のクレームを認識しておらず、危機管理体制が取れてないと指摘すると、早急に対処するとのこと。1ヶ月の猶予を告げる。
H19.8に再々度TEL。
またオペレータW氏では対応できず、I部長不在のため、H氏(男)に代わる。窒息事故のクレームのことは認識していたが、まだ対策がとれたのかどうかわからないとのこと。


どうじゃ!!!!!!


明日谷ひかり新米研究員:
大変ですね、早速調べてみましょう。

苦麗夢所長:
既に手配済みじゃ。まもなく我が優秀な部下、駄田君から報告がくるじゃろ。

駄田研究員:
はいは〜い。お待たせしましたぁ、所長ぉ。相変わらずテカテカして、早くも忘年会ラッシュで酒焼けって感じですねぇ。

苦麗夢所長:
何を言ってるか(怒)早く報告せんかいっ。

明日谷ひかり新米研究員:
そーよ、そーよ。ことの重大さを認識すべきよ。

駄田研究員:
そう急かさないでくださいよぉ〜。
まず『コップかさね』における乳幼児死亡事故があったかどうか、新聞検索してみましたが、そういった報道はなされていませんでした。

苦麗夢所長:
ほうほう。死亡原因の特定がなされていなかったということか。

駄田研究員:
それはよくわかりませんよぉ。
そして、コンビ社にたずねました。
すると、
「ご指摘されたものに近いお問い合わせは確かにございました。しかし、当該商品については、8年前の99年に穴を開けて対応をしております」
とのことでした。

苦麗夢所長:
となると、事故の確認ができなく、さらに、メーカー側では事故おろか、早々に対策を高じておったということじゃな。

駄田研究員:
そーゆーことですぅ。
ですから、当然同社のHPにおいては、その報告もなされておりません。
実際、「商品について、問題があるとは認識していませんので、対策をする必要はない」ということでした。

苦麗夢所長:
駄々君はその商品の確認をしたか。

駄田研究員:
実際、その商品を見たかと言われるとそこまではしておりませんが、ベビー用品を扱う小売に問い合わせをしたところ、「ごく小さい穴が開いております。窒息することはないと思います」という回答をもらいましたぁ。

苦麗夢所長:
ガセってことかぁ。

明日谷ひかり新米研究員:
でも、それなら、I部長とのやり取りなど、事細かにディティールをわざわざ投書してくるでしょうか。

苦麗夢所長:
うむ。しかし、メーカーは対処しておると言う一方で、投書は匿名で、事故の様子が曖昧じゃ。残念だが、今のところ、情報不足と言わざるをえん状況じゃな。


検索

最近のエントリー
最近のトラックバック
最近のコメント
財界展望新社 Copyright (C)2003-2014 ZAIKAITENBOSHINSHA,All Rights Reserved.