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くも

苦麗夢所長:
当研究所もマスコミ関係者を中心にようやく認知されてきたようじゃ。

駄田研究員:
どーして、どーして。どーしてですかぁ。

苦麗夢所長:
マスコミ関係者から感想を聞かされるようになったし、なんといっても、そのマスコミ関係者からの投稿が来おったからじゃ。

駄田研究員:
すご〜い、すご〜い。
で、それはどんなないようだったんですかぁ。

苦麗夢所長:
まずは、その投稿から見てもらおうかの。


池袋東口駅前にある「椿屋珈琲」。
ある日の午後1時すぎ、初対面のジャーナリストと仕事の打ち合わせで入店ときのこと。
コーヒーを飲みながら打ち合わせをしていると、天井から、スーッとゆっくり蜘蛛が降りてきたのです。
体長5、6センチ。手足は細長く、肌色した蜘蛛でした。その体型はちょうど六本木ヒルズの入口にある蜘蛛のオブジェに酷似していました。
すぐに二人とも気がつき、互いに一瞬ぎょっとしたまま固まってしまいました。
ふと我に返り、急いでウェイターを呼ぼうと辺りを見回しましたが、あいにくそばには誰もいません。
手を挙げて合図を送っても、ウェイターは気付かない。
その蜘蛛はといえば、人間に動じることはなくテーブルにじっとしている。
この間、1〜2分。とてつもなく長く感じました。
ようやく若いウェイターが来たので、蜘蛛を指し、文句を言うと、
「あ。申し訳ございません」と。
そういいつつも、そのウェイターも本人も驚いた様子を隠せない。
すると、なぜか、どこかえ消えてしまう。
戻ってきたウェイターはティッシュ(フキン)のようなもので、蜘蛛をゆっくりと捕獲。
その際、「我々が女性客だったら大変な騒ぎになっていたぞ!」と苦情を言いました。
ふたたび「申し訳ございません」とウェイター。

でもそれでおしまい。店員は無反応でその場から消えてしまいました。

別におかわりのコーヒーがほしいわけではありませんが、お客に対して不快な思いをさせたのですから形式的にわびるだけっていう態度には納得がいきません。

仕方なく打ち合わせ再開しましたが、思うに、そのウェイターは店長にもそのことは伝えていない感じでした。
私は蜘蛛は好きではないものの、いい気がしない。
もし、男性客でも大嫌いな人だったら、大変な問題になっていたのではないでしょうか。

それにしても、結局は経営者にこの蜘蛛事件はつたわったのでしょうか。
この店の店内でのトラブル対処はどうなっているのでしょうかか。

「椿屋」は銀座、新宿などに多くの店舗を構える高級喫茶。
いい値段のコーヒーを出します。もちろん、店の雰囲気やサービスも加味された上の価格だと思っているのに、こうした態度には納得できないですね。

…とまぁ、こんな調子じゃ。

駄田研究員:
昨年来、「食の安全」については消費者はすご〜くナーバスになってますぅ。
飲食に携わる店や企業は、ホントに気の抜けないこの時期に、蜘蛛とは。
なんか気持ち悪くて飲めないですぅ。
5、6センチの蜘蛛ってホント大きいですよ。

苦麗夢所長:
問題は蜘蛛の大きさではないんじゃ。
店の衛生面での管理の点検はもちろんじゃが、ウェイターの対応に問題があるんじゃ。
単に頭を下げたからハイ、おしまいではなく、そうした失態を次に活かさないとな。
その店全体の問題として話し合い、さらには、企業全体の問題としてどれだけ認識できるかということが肝要じゃ。

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