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2008年07月22日
「大丸カフス事件」

苦麗夢所長:
おっ、めずらしくパリッとスーツなんぞ着おって、どこかへお出かけかな。

駄田研究員:
何をおっしゃっているんです。ビジネスマンたる者、スーツは戦闘服です。しかもイタリア紳士よろしくパリッと着こなしてと。

苦麗夢所長:
胸にはネクタイと同系色のスカーフか。洒落ものじゃの。カフスも光っておる。

駄田研究員:
そうでしょ、そうでしょ。

苦麗夢所長:
カフスといえば、こんな投稿が来ておった。
読んでみたまえ。

〈大丸東京店でのカフス事件〉
私は大丸で購入したカフスの片方をなくしてしまいました。
とても気に入ったいたカフスでしたので、片方だけ購入できないかと無理を承知で大丸に聞いてみることにしました。
もしダメなら新しいカフスを購入しようと思ってました。まず大丸東京店に電話をしてみました。

(カフス売り場の女性責任者の対応)
(私)そちらで購入したカフスを片方なくしたのですが、片方だけ購入できないですか?
(責任者)基本的には難しいですね。輸入商品ですか?
(私)今、外出先から(電話を)かけていますのでわかりませんが、家に帰れば箱もありますので、ブランド名はわかると思いますが……。
(責任者)はい。それと電話では(片方だけを販売することは)可能か否かを答えることはできません。片方だけを売ることは基本的には難しいです。それに、ここでできるといいますと、お客様から「できると依然言ったじゃないか」と文句を言われてしまうことがありまして、一度持ってきていただけたら判断できます。仮にできたとしても1か月ほどかかると思いますが。
(私)別に私は文句を言うつもりはありません。ただ片方だけ購入できるか否か…。もともと無理だろうと思っていましたから。
(責任者)助かります。それではお待ちしておりますので…。

翌日私は大丸東京店に持っていきました。売り場でのやり取りです。
(私)すみません。昨日電話したものですが、カフスを片方だけ購入できますか?
とりあえず確かめてください。
(責任者)これは輸入物ですね。
だから昨日もお電話で申し上げたように無理ですかね…(返答は)今がいいですよね。
――2、3分待たされる。――
(責任者)やはり無理ですね。どうもすみません。わざわざお越し頂きまして…それでは…。

文書にするとその感じが表現しにくいのですが、そのカフス売り場の責任者は、最初から何か面倒くさそうに対応し、謝ると直ちに私にお尻を向けて、文句を言われないようしておりました。
そもそも接客業であるはずなのに目も合わせず、予防線を張り、ソッポを向き、最後は消えていきました。
売り場を訪れたことが、文句を言いに行ったみたいで非常に嫌な気持ちになりました。
その場にいること自体が恥ずかしくなりました。
新しいカフスを購入しようという気も失せてしまいました。
文句を言いに行ったつもりはないのに、なぜ客を追い払うような態度を取ったのでしょうか。
どう考えても不満の残る対応でした。
こんなことならブランド名を調べてから電話すればよかったと後悔の念でいっぱいです。
新しいカフスはその足で立ち寄った三越で購入しました。

私は気持ちが収まらないので、その夜、大丸の持ち株会社のJ.フロント リテイリングの広報に電話をして、事情を説明いたしました。
応対した女性広報担当者は「大変申し訳ありません。おっしゃる内容を東京店店長と営業部長に伝えましたので明日対応させて頂きます」と言っておりました。

翌日の午後3時頃、ネクタイ売り場の責任者(チームリーダー)より電話がありました。
(責任者)昨日、広報より電話をもらいまして誠に申し訳ありませんでした。
片方のカフスをよろしければ今日の夜、取りに伺い、再度購入できるか否か確認します。
本当に申し訳ありません。
(私)少し考えさせて下さい。後日こちらから電話します。

今更片方のカフスを購入できると言われても困るし、家まで取りに来られても迷惑と私は思っていました。それよりしばらくは大丸では商品を購入する気分にはなれないので、その日の夜に大丸に電話をして断りました。
その時はすでにネクタイ売り場の責任者は帰宅後だったので、お客様相談室に事情を説明し、はっきりと「しばらくは大丸からは品物を購入する気はない」と伝え、この件は終わりにしました。

苦麗夢所長:
どうじゃ。この方にとってはとても気に入っていたカフスだったと思う。

駄田研究員:
当然、ひとつだけではカフスとしては成り立ちません。

苦麗夢所長:
通常考えても片方だけ買えるとは思わんから、ダメ元で連絡した。だが売り場の女性は、端からクレーマー扱いしていたようじゃ。

駄田研究員:
大丸東京店でしょ。新しくリニューアルしたばかりだから、余計に気を使わないといけません。

苦麗夢所長:
本来ならリニューアル云々は関係なく、いつでも完璧な接客が求められるもんじゃが、こうしたハスに構えるような店員が売り場の責任者だとするなら、大丸ブランドも地に堕ちたということじゃ。



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