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寄付

先日、突然1通の封書が自宅に届きました。
差出人は「国境なき医師団」。
内容は寄付の依頼でした。

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「国境なき医師団」は1971年にフランスの医師らによって結成されたNPOで、
世界19カ国に支部を持ち、年間4600人の医師が携わっています。
日本にも92年に支部が作られました。
阪神・淡路大震災(95年)、ナホトカ号重油流出事件(97年)、
そして04年の新潟県中越地震でも被災地で衣料活動をしておりました。

99年にはノーベル平和賞を受賞するなど、その活動は世界的に評価されていることは理解できます。

そんな団体がいきなりのDM。
振り込め詐欺が社会問題化している今、
受け取った人の殆どは、それが頭によぎるのではないでしょうか。

また、それまで「国境なき医師団」とまったく接点がないのに、
いかにして、住所、氏名を入手できたのか。

寄付の内容は、
多くの栄養失調の子どもがいるニジェールでの活動に対し、
「1日50円キャンペーン」と謳った継続的な寄付への参加依頼でした。

なんでもDMによる寄付募集は00年から始めたようですが、
4社のDM会社と契約をし、無作為に抽出した人に対して送付してるとしています。

ニジェールの子どもたちを救うという主旨は理解できますが、
そのやり方に釈然としないものを感じます。

そうです、個人情報だからです。

そのDM会社のホームページを見ると、個人情報のデータは9500万件有しているとのこと。
つまりは、個人の情報をデータベース化し、(本人の了承なしに)商売をしているということになります。
その部分で釈然としないのです。

確か、個人情報を使用する際、本人の同意が必要で、通知もしなければならないのでは。

いえいえ、経産省のガイドラインによれば、きちんとクリアできているんですって。


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