ZAITEN
最新号案内 バックナンバー 購読申込 単行本案内 別冊案内 会社概要 求人情報 広告料金 クレーム研究所 編集者ブログ お問い合わせ サイトマップ

« 「謝罪広告研究班」からのご報告 | ブログトップ | 「謝罪広告研究班」からのご報告 »

「謝罪広告研究班」からのご報告

テレビや新聞で森永製菓のホットケーキミックスの自主回収の記事が掲載されました。
製造工程で膨張剤混合で起きたバラツキによって、
調理した際、酸味を生じるとのこと。

健康には影響がないということで、
ひとまずは胸をなでおろすっていうところですね。
それにしても、消費者にとっては、
「食の安全」については引き続き、非常に関心が高いということです。

森永製菓が自ら、回収を発表し、それが記事になったわけですが、
同時に、翌日の新聞(つまり、今日の朝刊)にも
「お詫びとお知らせ」の謝罪広告を掲載、

%BF%B9%B1%CA%C0%BD%B2%DB.jpg


文面も、きちんと消費者が知りたい情報が載っていて、
さすが、一流企業がやること、抜かりないと感心……

と、言いたいところですが。

掲載場所が「おやっ?」って感じがします。

通常、謝罪広告は社会面に掲載されることが多いのですが、
森永製菓のこの謝罪広告は地域面に掲載されておりました。
私が見たのは都内版ですが、
なぜ、地域版なのでしょうか。

森永製菓の意向か、広告代理店の思惑なんでしょうか。

朝日新聞に広告を入れた、朝日広告社に尋ねてみると、
「スポンサーの意向」だという。

となると、東京なら、多摩版、武蔵野版などにも掲載されているのでしょう。
各県においても、地域ごとに丹念に森永製菓の「意向」が行き届いたことでしょう。

ところが、森永製菓に尋ねてみますと、そうではありませんでした。

緊急性を帯びているため、スペース空いているのは地域版しかなかったということでもないようです。

「当該製品が首都圏と関西圏を中心にしているから」

つまり、全国の各県の地域版には掲載されていない。

たまたま地方から東京に出てきて当該商品を購入した人に対しては「お知らせ」しなくていいのだろうか。

「電波媒体や当社ホームページにも乗せていますから」

それなら、新聞だって、むしろ目立つ社会面に載せるべきなのではないでしょうか。
「謝罪広告」は社会面に掲載っていうのが、一般的な考えではないでしょうか。

そこまで畳み掛けたら、お客様相談室の担当の男性の方。

「柔軟に対応しております!そういう意見があったことを伝えておきます」

と突き放されてしまいました。

財界展望新社 Copyright (C)2003-2014 ZAIKAITENBOSHINSHA,All Rights Reserved.