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「謝罪広告研究班」からのご報告

少し暖かくなったかと思うとまた寒さがぶり返す。
三寒四温、そうして春が訪れるわけですが、
まだまだ暖房のお世話になる日が続きます。

ところで、本日2月24日新聞朝刊に
下記のような謝罪広告が掲載されました。

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エレクトロラックス・ジャパンが出荷したヒーターです。
ヒーターの図を見ても判るとおり、あまり場所を取らず、
キッチンなんかで使われるケースもある重宝ものです。

そんなヒーターが消したと思ったら3時間後に勝手に点いてしまう
という問題が生じたようです。
同社は直ちに回収、ご覧の社告に加え、
自社のホームページ上でも注意を促しております。

http://www.electrolux.co.jp/

でも、火災危険性を孕んでいるヒーターの回収のわりには、
消費者へのアピールや事後体制が少し甘く感じられます。
被害が生じていないからですかね。

当研究班が問題にしたいのは2点。
まず1つ目は、
新聞に掲載されたリコール社告について。
同社は、当該ヒーターについて、
…召舛忙藩僂鮹羯澆掘
∈元の電話相談窓口に連絡をください。
としております。
そして、フリーダイヤルの番号が記載されておりました。

でも、電話の受付時間は午前9時〜午後5時30分まで、
としています。つまり会社の業務時間内なら、電話受け付けますと
いうことです。
逆にいえば、その時間働いている方は連絡できないのです。
仕事を中断し、私用の電話を入れろということです。
さらに、5時半以降、火災でも発生したらと思うと、
業務時間内という受付時間に制限するという発想は考えられません。
今朝の朝刊に掲載したわけですから、
今日が一番読者の目にとまり、回収しやすいはずです。
少なくとも1週間程度は、
24時間受付体制を取るべきだと考えます。

同社に訪ねてみたところ、
「5時以降は、留守番電話対応となり、録音されれば社員が対応します。
またHPや携帯電話のサイトで対応しています」
とのことでした。

つまり、業務時間外は機械任せにしますということらしい。
同社の機械(回収ヒーターは時間を感知する基盤に不具合があった)だからこそ
信用置けないのにである。

2つ目の問題点は、
HPの案内。
同社は、「大切なお知らせ」とする入り口を作っている。
でもそのサイズの小さいこと。
年配の方なら見逃す方も多いと思われる。

電話で聞いた担当者も「そうかもしれません」と肯定する。
そう思ったら大きくなぜ表記しないのだろうか。
やはり、ミスは小さくし、嵐の過ぎ去るのを待とうという考えだ。
そうして三菱自動車は大きな事件に発展したはずだ。

「大きくするよう検討いたします」と担当者は約束したが、
果たして実行されるか。定点観測ポイントとする。

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