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2007年04月22日
なぜ新幹線に乗らなかった

4月中旬、中国首脳としては6年半ぶりに来日した温家宝首相。安倍晋三首相の靖国神社参拝にクギを刺したことを除けば、ジョギングや野球などでその庶民派ぶりを盛んにアピールし、日中間の「戦略的互恵関係」を巧みに演出した。
 そんな中、関係筋の間で、ひとつの“不作為”が話題になった。温首相が「なぜ新幹線を使わなかったか」ということだ。「4月13日朝、東京から大阪に向かったが、東海道新幹線が便利かつ快適なはずなのに、羽田発伊丹行きの航空機を使った」(公安関係者)
 新幹線といえば、中国が2010年の開通をめざす中国高速鉄道(北京ー上海)がある。約2兆円に上る大型プロジェクトで、日、独、仏が受注を争っているが、当の中国は「自主開発」する方針といわれる。
 一方、台湾では今年3月、日本の車両技術を初めて輸出した「台湾新幹線」(台北ー高雄)が開業したばかり。そんな事情にかんがみれば、今回の「新幹線忌避」は「台湾に協力した日本への嫌がらせ」「高速鉄道受注が日本に決まったかのように受け止められるのを避けた」という見方が成り立つわけだ。
 もっとも、中国筋は「それは否定しないが、当初の日程が短縮されたため、時間を節約したのが主な理由」。友好ムードに水を差しかねない問題だけに、神経ピリピリということか。



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