極秘資料入手! これでは史上空前の倒産ラッシュが始まる
4メガバンク「取引先切り捨て基準」の驚愕
――経営者よ取引銀行を「逆選別」せよ

 大手銀行の統合・合併が着々と進行している。その中で注目すべき仕事が進行している。メガバンクの取引先企業の「新格付け」作業だ。融資先企業の色分けを進め、リスクの回避を図ろうと実行しているわけだ。言葉を代えれば、大手銀行は取引先の「足切り基準」を作り上げているわけだ。本誌はあるメガバンクの融資業務の極秘資料を入手した。そのなかでは「正常取引先」でも、「要注意先」へランクを落とす条件も記述している。査定は相当厳しく冷酷なものになっている。このままでは企業は銀行の思うがままとなる。銀行に選別されるのか、銀行を選別するのか、企業経営者は今、大きな分岐点に立たされているのだ。