<みずほ、三井住友、三菱東京、UFJ>
統合相手行支店との潰し合い、卑劣な退職工作、45歳肩タタキ……
メガバンク行員「合併最前線の悲惨」

 いよいよ、メガバンクがその姿を現しつつある。それにつれ大手都市銀行の現場に勤務する銀行員たちの口から、合併・統合にともなう店舗の統廃合やリストラの実態を伝える悲鳴が伝わってくる。いま進行している現実は残酷だ。人を削って一人当たりの仕事を増やし、ついて行けなくなった行員に退職を勧める。その繰り返しで人員削減を勧めているのだ。ましてや現場の支店のライバルは統合する相手行が目下の最大の競争相手だ。つまり、総合する相手行の支店の実績を上回らなければ、自分の支店が統廃合の憂き目に合うわけだ。総合・合併という名のリストラは今、営業店の最前線に突きつけられてる・・・。