“ただならぬ関係”を暴露した怪文書が舞う
社団法人・日本農業集落排水協会と業界紙『環境新聞』の“蜜月関係”

 省庁再編を目前に控えた昨年暮れ、霞が関周辺で農業集落排水事業に関する怪文書がばら蒔かれた。農業集落排水事業とは簡単に言えば、農村地域の下水道事業のこと。怪文書は、「環境」という卸旗の下、公共事業周辺で行われる不可解な催し物の実態が浮かび上がった。背後では国土省対農林水産省の巨額利権争いも展開される。