「産業廃棄物処理事業振興財団の債務保証案件が焦げついている」との噂が流れたのは昨年の秋。その噂が現実の者となり、経団連や産廃振興財団に激震が走ったのは今年になって間もなくだった。財団が債務保証する企業の関連会社が倒産というこのケースを追っていくと、歪な現実が姿を表した。