不良債権処理が急がれる中、小泉内閣が打ち出した「骨太方針」で俄然注目を集めたRCCとその機能拡充案。その中でRCCは迷走を始めた。不良債権を簿価で受け入れましょうと大胆な提案をしたのだ。結局は時価での買い取り価格となったが、不良債権のゴミ箱となる不安は消えない。