ペイオフ解禁で、いよいよ本格的な預金の大移動が始まった。さまざまな悪評やトラブル があるとはいえ、やはり“寄らば大樹の陰”。そこで割りを食うのが地方銀行だ。地銀は これまで8行が破綻をしているが、まだ地銀の数が適正水準になったとは関係者は誰も思 っていない。地銀の事業環境はまだ春遠しなのだ。特に経営体力の弱い地銀は極寒の中に ある。
足利銀行、北陸銀行、岐阜銀行、福島銀行、千葉興行銀行、紀陽銀行、山形しあわ せ銀行、関西銀行、びわこ銀行、近畿大阪銀行、泉州銀行、長崎銀行ほか