そごうは2年前、再建請負人・和田繁明氏が特別顧問に就任したことで、再生への第一歩を踏み出した。しかし、なぜ、和田氏だったのか。なぜ、政治判断で旧経営陣の自主再建路線が否定されたのか――。それを探っていくと、その背景には大きな力が働いていたことが見えてくる。