辞任は必至とみられていた前田晃伸・みずほフィナンシャルグループ社長が、今回の新人事で“政権”を確立するという“離れ技”をやってのけた。その背後に何があったのか。 「みずほフィナンシャルグループ分裂崩壊」を先読みした みずほインベスターズ証券と新光証券の骨肉バトル
 みずほグループは、この3月12日、「事業再構築」にともなう金融持株会社の「みずほフィナンシャルグループ」を発足させ新たなスタートを切った。だが、証券戦略ひとつを見ても何か不可解だ。