三菱東京とUFJの経営統合で資産規模190兆円という世界一の銀行が誕生すること になった。だが、内部に抱える不安要素は多く、前途はそう簡単ではない。東京三菱から 旧東銀マンはすでに消えているが、吸収統合とはいえ人事の軋轢は三菱マンも襲う様相だ。
ジャーナリスト 小沼啓二