平成8年、「彩福祉」グループをめぐる岡光事件以来、ナーバスになったといわれた厚生官僚の対外金銭感覚だが、今回の一連の事件の連鎖は、そんな官僚の感覚そのもののズレを露呈した。
ジャーナリスト 伊藤博敏