2005年、石油公団が解体された。その遠因は10年以上前の通産省内紛劇に遡る。戦 後一貫して唱えられた「エネルギー安全保障」は単なる掛け声でしかなかったので ある。日本の「石油利権」に群がった面々を断罪する。
ジャーナリスト 生田忠秀