日東興業“計画倒産”追及第2弾
会員説明会で判明したプレー権の危機と無責任経営の実態に会員の怒りが爆発
 ゴルフ場業界・最大手の日東興業の倒産は大きな波紋を呼んでいる。国内30コース、海外に6コースを経営し、7万人を超える会員を抱える業界トップの日東興業グループが和議を申請したのは昨年12月25日だった。その後、全国各地で説明会が開かれているが、会社側の説明に納得できない会員の怒りが一気に爆発している。会員側の追及は鋭く、例えば、松浦均社長が和議直前に相模原カントリークラブの会員権を3500万円で売却していた事実も判明している。
 ゴルフ場問題の第一人者であるフリーライター天野隆介が今回、会員説明会の潜入取材に成功。その模様を克明にルポした。