物件増加・参加者増加で「競売」が危ない
 不動産を安く買おうと思ったら、競売に参加するのは一つの手。東京地裁だけでも年間6000件を越える物件が売却されている。しかし、ここに来て、この競売市場に暗雲が垂れ込めている。「執行抗告」という、新手の競売妨害が増加しているのだ。その手法や現状は記事に詳述。問題は、落札者が代金を全て払い込んだにもかかわらず、物件の引き渡しを受けるまでに半年から一年も余計な月日を割かれるところにある。しかも、それを防ぐ手だては、今のところほとんどないのだ。