「生保」の修羅場
 消費者の生保離れが加速している。その背景には、日産生命の経営破綻で急速に高まった、生保各社の経営状態への不信感や長引く不況で家計の可処分所得が減少したこともあるだろう。だが最大の理由は、生保の「驕り」が明るみに出たことにあるのではないか。大蔵省の顔色だけを見て、ろくな経営努力もせず、契約者を軽視してきた罪の報いが、今、生保各社に重くのしかかる。