日銀担当金融マンの内部文書入手
料亭接待で手に入れた日銀「漏洩情報」のすごい中身
 接待疑惑に伴い98人という大量処分を発表した“通貨の番人”日本銀行。だが問題のの本質は処分や、接待内容ではない。その情報の中身である。情報によっては金融機関は一日に数百億をも儲ける可能性もあるのである。96年秋、0.5%と低迷していた公定歩合。この上昇時期をめぐり、盛んに論議がなされていた。当時本誌はあるBOJ担(日銀担当金融マン)に接触、日銀調査マンからヒアリングしたというメモを入手していた。当時のメモを2年後の今日、繙いてみるとそこには驚愕すべき内容が書かれていた。