なんとこのゴルフ場が「差し押さえ」「競売」になっていた! 会員も知らなかった経営会社の窮状
徹底調査  全国70コース金融機関「担保設定状況」
 ゴルフ場が身売りされたり競売になったりすると、法的には新経営会社に会員としての権利は主張できないため、会員権はほとんど紙くず同然となる。業界のリーディングカンパニーだった日東興業をはじめとして、ゴルフ場の経営破綻が相次いでいる昨今、会員がホームコースの経営状態が気がかりなのは当然だろう。本誌編集部にも
「○○○カントリークラブの会員だが、あそこは大丈夫か?」
といった問い合わせが数多く寄せられている。そこで本誌では全国のゴルフ場の中から70コースをリストアップ、抵当権設定状況や差し押さえの有無などの徹底調査を試みた。