知らないと損をする「格付け」の見方
 生命保険の加入者にとり一昨年4月の半世紀ぶりに行われた保険業法の改正は、まさに「自己責任の時代の始まり」を意味するものであった。新業法下で起きた日産生命破綻の際には大蔵大臣が契約を全額保護すると確言したにもかかわらず保険金の削減が行われた。だが、保険ビッグバンは、まさにこれから。では、どのようにリスクを回避すればよいのか。