アルファコーポレーション倒産で5800口会員権はやっぱり「紙クズ」
 預託金の支払いを巡って社会問題化しているのはなにもゴルフ場だけではない。北海道占冠村の一大リゾート「アルファ・トマム」の約4割の施設を所有するアルファ・コーポレーションが去る5月27日に自己破産により事実上倒産したが、その会員権5800口所有者はいったいどうなるのか。破産管財人によれば、8月までは営業を続けるものの、それ以降は白紙の状態、運営を引き継ぐ者が現れない限り閉鎖されてしまうという。施設の残り6割を運営する兄弟の会社も今のところ知らんぷりを決め込み、結局そのツケは会員に。