大手マスコミが見知らぬ素振り
「ウィンドウズ98」に潜むこれだけの「不安要因」
 大手マスコミが素知らぬ振りをしているのが、今回、大々的に発売された「ウィンドウズ98」のセキュリティー問題だ。
「ウィンドウズ98」は独禁法違反、セキュリティー・ホールなど懸念材料に事欠かない。
 米国での「独禁法」裁判は、これから本格化するというのが本当の実状だ。さらに、閲覧ソフトIE4.0の重大なセキュリティー・ホールをマイクロソフト自身が公式ホームページで一部認めざるを得なかった。いま、市場に出回っている「ウィンドウズ98」と「IE4.0」はとても完成品といえるような品物ではない。
 しかし、多くのパソコン・ユーザーには何も知らされていない。これが、いまの日本の現状だ。