大倉商事破綻で芙蓉グループに忍び寄る「外資の影」
 8月21日、旧大倉財閥の中核企業・大倉商事が2557億円もの負債を抱え自己破産した。
 だが、今回の自己破産劇は実際のところ謎が多い。何よりも謎なのは、同社が自己破産の理由を「バブル崩壊による不動産投資の失敗」と位置づけていること。そして富士銀行やNKKが同社を救えなかったことだ。この背景に何があるのか。