インタビュー 中村敦夫 参議院議員
「官僚政治をタタキ斬る」
 中村敦夫さんは、ケンカっぱやい。東京外語大では、いかにも商社マンの養成っぽい校風に反発して中退。俳優座も飛び出した。テレビ情報番組のキャスター時代は、「権力」の介入を嫌い自ら降板するなど、あくまでも筋を貫き通す生き方は、当たり役「木枯らし紋次郎」そのままだ。喧嘩はするが、陰ながら応援してくれる味方は意外に多い。衆を頼んで徒党を組む既成政党相手に、いよいよ紋次郎議員のたった一人の戦いが始まった。