ついに競売申し立て
キッツGCコース会員たちの“大悲鳴”
 ここでもまた預託金問題である。但し、このゴルフ場では経営母体といってもいいキッツ(旧・北沢バルブ)がその経営を投げだそうとしているかの印象を与える動きをとっていることから、その責任の所在を巡って会員たちは声を結集させようと立ち上がったのである。「北沢グループが支援体制をとり…」と書かれたパンフレットを信用し会員権を購入したものは少なくない。だが、そのパンフレットを含め経営責任はキッツにはないという。つまりは創業者一族が勝手に行ったもので会社としての関与は一切を否定する。さらに責任の所在が明確になる前に、会員たちがもっとも恐れる競売にかけられるという事態になってしまった。はたして会員たちのプレー権は、預託金はいったいどうなるのか。