ホテル・旅館の「経営地獄」
手を替え 品を替え
日本に上陸し続ける外資に国内ホテルは「打つ手なし」
 ホテル・旅館の倒産件数は、97年に66件と、過去10年間での最悪を記録し、98年には10月までの10カ月間で73件とそれをも上回った。
 都市圏に外資系ホテルが次々と開業し業界全体の売り上げは微増したが、収益面は最悪と言われ、それは倒産件数が如実に物語っている。
 本レポートでは、今年倒産した代表的な3つの例を取り上げ、今後都市圏の有名ホテルにも及ぶであろう倒産ラッシュを検証する。