ゼネコン「恐怖の連鎖倒産」
東海興業、大都工業そして日本国土開発
「ゴルフ場開発」で死に至る“次のゼネコン”はどこか
 98年12月1日、中堅ゼネコンの日本国土開発が東京地裁に会社更正法を申請した。負債総額は4067億円。売上規模(98年3月期=2942億円)では96年の東海興業を上回り、建設業では過去最大規模の経営破綻となった。 ゴルフ場からの債権回収が進まなかった日本国土開発をメインの三井信託銀行が見限った格好だ。