調達額トップ・三菱重工業に突如飛び出した相川会長降板説の“裏側”
 社長を異例の6年間務め上げ、95年、会長に退いてからも「事実上のトップ」として君臨し続けてきた三菱重工の相川賢太郎会長が99年6月の役員改選を機に退任する意向を固めた模様だ。これに伴って、社長在任期間が丸4年となる増田信行社長も相川会長の後を継いで会長に就任する見通しとなってきた。その背後事情には、「防衛問題」がある。