生保契約者への「最後の警告」
 99年3月末に向けて生命保険会社の周辺が騒がしい。それもそのはず、98年3月末の段階で、ほぼ各社の株式の含み益は底をついていたにもかかわらず、この1年で平均株価はさらに急落、3000円近い下落幅で、1月下旬の段階で1万3000円台だ。しかも、この2月からは、各事業会社の「持ち合い」解消の動きが解消し、「歴史的な売り合い」の末、平均株価は1万円を割る可能性もある。まさに最終局面に突入しているのだ。