派閥抗争の末誕生した
日立「庄山新社長」経営再建への不安
 巨艦・日立のトップが代わった。桑原副社長という大方の予想を裏切って庄山新体制の誕生だ。日立には「日立工場派」と「大みか工場派」の2大派閥があるという。三田会長−桑原副社長は大みか工場出身、金井社長−庄山副社長は日立工場出身。つまり今回の人事は日立工場派の勝利というわけだ。だが今の日立は創業以来の危機といわれる。この大動乱を乗り越えられなければ、再び大揺れの可能性も・・・。