アメリカの「公的資金追加圧力」で信託銀行が破綻する
 去る1月10日、金融監督庁は、突如、信託銀行の自己資本比率計算方式の見直し方針を明らかにした。本誌は、独自に修正自己資本比率を計算。この見直し通りに話が進めば、大半の信託銀行は自己資本比率8%を割る。これでは、信託銀行界の再編が加速するのも当然。だが先行きは不透明なままだ。