お騒がせエフアールが行った資本増強に疑問あり
 親和銀行の不正融資事件に絡んでエフアールの社長および幹部が逮捕されたのは記憶に新しいところだ。その事件を一つの契機として同社の業績、それに伴って株式も低迷を続けていたはずだった。ところが、昨年暮れ同社に5人の新株主が登場し、さらには、海外の投資会社の名もとり沙汰され、結果的に低迷するこの企業の株価は上昇することになって、事情通たちは騒ぎ始めた。