捜査当局が狙いをつけた問題地銀の暗闇部分
 国民銀行が破綻状態に陥ったことで、金融淘汰の嵐もいよいよ地銀、第二地銀に及び出した。そんな中、金融監督庁、金融再生委員会の動きとは別に、警視庁など捜査当局の動きも活発化してきた。「国民銀行だけじゃない、今後、経営破綻、経営不振に陥った銀行の名前が次々浮上する」(捜査関係者)。特別背任、不正融資などなど、問題地銀といわれる銀行にとっては前門の金融監督庁、後門の捜査当局。さて何が出てくるか。