大企業が固唾を呑んで見守る島屋と右翼団体のある裁判
 いま、大企業や関係者諸団体が非常に注目している裁判が、東京地裁で始まろうとしている。デパート大手の島屋とある右翼団体の争いだ。街宣活動をかけられた島屋は、その停止の仮処分を申し立て勝訴した。だが右翼団体もそれに対して異議申し立て、さらには抗告とエスカレート、双方とも本訴で争う構えだ。この種の紛争で争うというのは初めてのケースとか、注目される所以である。