「特許敗戦」が銀行・企業を襲う
 5月7日、特許法が一部改正された。これが日本の産業界に与える影響は甚大だ。従来、特許は侵害し得だった。特許侵害が裁判で認められるケースは少なく、認められても賠償額はわずかだったからだ。これからは違う。しかも、「特許大国」アメリカの企業が、この変化を見逃すわけがない。特許戦略なき企業は市場を去るのみだ。