97年8月号●財界展望1997年8月
緊急特集 野村証券、第一勧銀、全日空、味の素だけが問題ではない!「相談役」に引導を渡せ!全上場企業2300社の長老たちの肩書、報酬、待遇など徹底調査/「毒にも薬にもならない相談役よ、即刻引退しなさい」(高杉良)/「長老の経営介入を排するために、厳しい内規を作れ」(社団法人経済倶楽部理事長 高柳弘)
総会直前、ある株主提案が取り下げられていた!大日本インキ“お家騒動”の不可解な幕引き
社会保険未加入問題で会計検査院が業界にメス人材派遣業最大手パソナの「掟破り」体質
本間ゴルフを「工事代金未払い」で訴えた日本国土開発の“言い分”/「会社倒産救います」総資産10兆円移植の米国コンサルタント日本上陸!/北朝鮮「麻薬密輸ルート」と米国がマークするある企業
特集 国民のためとは真っ赤な嘘だ!国が金貸す“罪と罰”中小企業がなじめない国民金融公庫はいらない/信用保証協会は都銀のパシリか/開銀・輸銀は直接融資から撤退せよ
福岡放送の「CM間引き」は広告ギョーカイの常識電通にもあった「ピンハネ商法」疑惑
三菱グループの重鎮が理事に名を連ねる測量大手パスコ「二つのゴルフ場」の重荷
やましいビジネスのノウハウはこうして次々とひろがった・・・破綻「和牛商法」経営者たちの人間模様
「森林公園アスレジャークラブ」「ホテルヘリテージ」を展開する高根計画「疑惑の決算報告」
やはりあった!?要注意明細日債銀、五年前からの「危機感」
前理事長が逮捕!盛岡大学を騒然とさせる「重要証言」
国民に見えない政府広報政府広告予算112億円の効果に疑問/一社独占の政府広報紙(『にっぽんNOW』)って何?
真相海流/合併を控えた北海道銀行の「怪文書騒動」の狙いは何?/経済制裁強化の中でもミャンマーに接近する芙蓉グループの周辺/学校当局がわざわざ「怪文書」を宣伝した日本医科歯科大学のお粗末/金正日書記に極秘会談を申し込むなど抱き込みに動き始めた中国/政財界・マスコミ人脈を集めた「三宝会」の仕掛人はあの福本邦雄氏/米国人社長に直訴の手紙を出し解雇されてしまったマツダの社員/三峡ダムなど中国ODAプロジェクトで囁かれる外務省官僚の役割/自由連合の再胎動に永田町は冷やかだが兜町は徳洲会に注目/韓国での二の舞いかと噂される「台湾新幹線」の日仏受注合戦/自民党・国が突き放す中で決定した「愛知万博」の前途多難/混迷の韓国大統領レースで出馬を取りやめた注目の“策士”
<後継者・役員新地図>製紙業界(王子・日本・大昭和・大王)
財界やじうま談義 一勧・野村をスケープゴートにした政治家、大蔵省の責任回避