97年12月号●財界展望1997年12月号
特集1損保も潰れる−金融業界の超優等生にもホコロビが見え始めた太陽火災の「危険水域」大蔵省の内部文書入手!第二の日産生命もあり得る/保険料はまだ安くなる/もし破綻が起きたら
赤坂の土地に見る第一勧銀と似た融資構造富士銀行がかかわった「小池隆一人脈」案件
「恋人」の口座から四〇〇〇万円借用した興産信用金庫会長の「経営感覚」
ビューカードに続いてルミネカード、次の狙いは何JR東日本の知られざる「消費者金融戦略」
関連ノンバンク社長が窮地に・・・地産の資産処理を阻んだ?ヒラボウ偽造株券事件
日航がカギ握る新規航空会社の「羽田増便枠」争奪戦
知らない間に被害者にされるパソコン通信「怪文書」の脅威
韓国大宇グループ総帥が北朝鮮への“密使”を務めた裏事情
橋龍政権“崩壊”へ医療制度“改悪”で国民も見限った/官僚もソッポを向き「そして誰もいなくなった」
特集2本誌が選んだ紙爆弾50の裏の裏を覗く’97怪文書に笑った人、泣いた企業政界、官界、財界への正義の告発から陰謀の仕掛けまで
新神戸空港計画と新井組株で関西裏経済再支配を企んだ許永中被告「復権構想」の大破綻
日興証券、大和証券の後は、いよいよ官僚疑惑解明へ(特殊法人財務担当者一覧付)東京地検が狙う特殊法人支配の「汚職構造」
日本バイリーンと関連会社のもたれあいを綴った内部文書を入手不祥事企業がひた隠す「決算操作」のウラ
規制緩和の中で一方的契約解除、二重派遣が横行人材派遣業界の「知られざる体質」
二十を超える「勉強会」を作った容疑者の背後関係大阪府医療汚職事件「今後の進展」
幽霊会社からバカ高値で買わされた習志野市の土地買収ミステリー/早くも「抜け穴」が指摘される猛毒ダイオキシンの法規制/安田病院の虚名を高めた政官有力者のデタラメ倫理観/厚生省も頭を抱えるある行政訴訟 搾取された病院(宇都宮第一病院)を返せ
これは見逃せない!「返還交渉の過熱現場」会員も業者も知りたいゴルフ場預託金トラブルの解決法
真相海流/桃源社・佐佐木吉之助社長と橋本龍太郎首相の奇妙な因縁/裁判に勝訴した早坂太吉氏が突如和解に踏み切った背後事情/週刊誌のスクープが捜査を早めた松阪屋事件/合併白紙説の強い拓銀と道銀に大蔵省は次なる強行手段に出る?/外資系金融機関の行員引き抜きが急増する日本長期信用銀行/強まる「11月政変説」の中で橋本政権はもはやダッチロール/「誰の仕業か」憶測だけが飛び交う山一証券株の大量買い注文騒動/再販制度維持を求める出版界に町村文部大臣が「衝撃発言」/依然根絶できない「輸血」によるエイズウィルス感染の危険性/画期的な廃棄物処理システムの発表がずれ込み関係者は疑心暗鬼/トラブル続きの証券業界違法勧誘でまた一波乱?
短期連載 激震下の金融人事 信託銀行(三菱・住友・三井・安田)