●財界展望1998年２月号
特集１　連続する金融破綻劇で、なぜ大蔵官僚の首が飛ばないのか“犯罪集団”大蔵省の悪事を暴け山一証券に営業開始命令が出る日／大蔵省、証券取引等監視委員会に送り付けられた「ある極秘資料」／“北拓”処理で事件化するか大蔵省幹部「たかり」の構図／劣後ローン６３０億円をむしり取られた生保の“恨み節”／“特融”乱発で日銀は債務超過になる
工業団地開発の頓挫ムードで重くのしかかる中部銀行の静岡県議（日原　博氏）系企業への「問題」融資
日銀と暴力団絡みには甘い銀行の債権回収法
合併解消以後、とかく風当たりが強いセガ・エンタープライゼスに今度は“アメリカ撤退”説
特集２　嘘つき橋龍の舌を抜け　「どうなった『国民との三つの約束』」／「どうせ郵貯は破産する」／「霞が関再分割で官僚が“焼け太る”のはこれからだ」／「“伏魔殿”財投の実態は、またも闇に葬られた」
特集３　「頭を下げた経営者」「涙を流したトップ」「敵前逃亡者」のその後「激震企業」Ａ級戦犯それぞれの正月
土屋陽一三洋証券元社長、藤森鐵雄第一勧銀元会長、山田菊男三菱石油元会長、米本宏日産生命元社長、小林国秀東海興業元社長、行平次雄山一証券前会長、酒巻英雄野村証券元社長、多田公昌多田建設元社長／ほかお騒がせ企業の経営者たち
こんなことが許されるなら相続税なんて誰も払わない「物納土地に建つ目黒雅叙園」は大蔵省の“利益供与”だ
名門企業の御曹司が乗せられた許栄中事業（大阪アメリカンクラブ）の空中分解
徳陽シティ銀行の破綻で筆頭株主の神通力消失健康食品販売会社ジャパン・ヘルス・サミットの誤算
インタビュー　不良ゴルフ会員権買取事業に税務署がノー国税・マスコミはサラリーマンの味方じゃないのか
政治家と医者の利害が絡み合う日本臓器移植ネットワークの前途多難／「秋田県木造住宅」（第三セクター）の乱脈破綻で住宅購入者の悲鳴／ダイオキシン汚染日本一・所沢市、恐怖の「測定値」
中国政府さえもうホコロビを隠し切れない’９８年、中国バブル崩壊し、米中冷戦が始まる
＜新春インタビュー＞　’９７総会屋事件を叱る安部譲二「今年の総会こそ見もの、俺も株買って見に行くぜ」
真相海流／拓銀の営業譲渡受ける北洋銀行武井頭取は情報戦略家／韓国ＫＢＳ放送のドラマの放映中止を迫った北朝鮮／ソフトバンク孫正義社長、豪邸取得の“意外な商才”
金融首脳人事　野村証券　大和証券　日興証券　国際証券