ZAITEN2026年10月号
JAL「内部崩壊」鳥取三津子社長に組織トップの資格ありや
【特集】鳥取三津子社長に現役機長2名が「辞職勧告」
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飲酒問題隠蔽の末の無策に「我慢の限界」か
2024年4月1日付で日本航空(JAL)の代表取締役社長執行役員(グループCEO)に就任してから、間もなく2年半となる鳥取三津子に対し、「一刻も早く辞職を」との声が、他ならぬ身内から上がり始めている。
10年に破綻するまで日本唯一のナショナル・フラッグ・キャリアであった同社において、女性が社長になった例は鳥取以前にはなく、客室乗務員出身の社長も初めてだった。しかも02年に、同社と経営統合された〝傍流〟の日本エアシステム(JAS)出身、さらに1987年まで半官半民の特殊法人であった経緯から東大閥が何かと幅を利かせてきた同社にあって、鳥取は女子短期大学卒。その経歴がどこを取っても異例であることから、就任当初は俄然注目を集めた。
この抜擢人事は、当時のJALが置かれていた立場抜きには語れない。同社は23年11月に米シアトル・タコマ国際空港で管制官の指示を取り違えて滑走路を横断してしまったほか、24年2月にも米サンディエゴ国際空港で管制許可を受けずに滑走路手前の停止線を越え、これにより他社機が着陸復行(ゴーアラウンド)を余儀なくされた。同年2月にはこの2件のトラブルにより、国土交通省航空局から抜き打ちの「随時監査」を受けていた。
こうした状況にあって、客室安全推進部長、客室本部長などを歴任した鳥取の社長就任は、安全運航徹底を図るJALの姿勢の表れであると対外的には説明された。
だが、そうした説明は今となっては空虚だとしか言いようがない。そう言わざるを得ないほどに、鳥取就任後のJALは、むしろ以前に増して安全管理がスカスカになっているのだ。 「90度お辞儀」も笑い草に JALでは乗務員に対して、飲酒が許されるのは「勤務開始の12時間前まで」であり、その時点で体内に残るアルコール量が「4ドリンク(純アルコール換算で40グラム)相当以下」「滞在先での飲酒は禁止」という社内規程を設けている。
だがその同社で、鳥取の社長就任からひと月も経たないうちに乗務員の飲酒トラブルが発生した。
......続きはZAITEN10月号で。








