ZAITEN2026年11月号

予算から人事まで――

経済産業省「高市政権」で〝やりたい放題〟

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 まさに「省益あって国益なし」の体である。党内基盤が脆弱で政策立案能力も乏しい高市早苗政権をハイジャックした経済産業省が、予算から人事までやりたい放題の我が世の春を謳歌している。  

 赤字国債の増発懸念から長期金利が約30年ぶりの高水準に跳ね上がったにもかかわらず、〝自作自演〟のサナエノミクスの成長戦略に湯水のごとく財政支出を注ぎ込み、産業界を意のままに操ろうとしている。

 他省庁への植民地支配まで拡大する経産省の傍若無人ぶりには霞が関で怨嗟の声さえ広がるが、当人たちはお構いなしの様子だ。高市は「強く豊かな日本を取り戻す」などと嘯くが、「経産省内閣」の暴走は国債や円の信認をさらに貶め、経済危機を招くリスクを高めている。

看板を替えて新戦略

「クールジャパン失敗の反省が全くない」「焼け太りだ」。霞が関や市場で、呆れた声が広がっている。経産省が8月下旬に公表した「エンタメ・クリエイティブ産業戦略2026~海外売上高20兆円に向けた『ものがたり大国5カ年計画』~」のことだ。「日本のクリエーターと世界中のファンの情熱を引き出し、日本の最大の資源である創造力を日本経済再成長の原動力に転換する。創造力で稼ぐ国となる」とぶち上げた。

......続きはZAITEN11月号で。

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