預金者には決して知らされない千葉興銀と倒産・内野屋工務店の“蜜月関係”
6月5日、千葉県内最大の倒産劇を演じた内野屋工務店。未だに県内関連企業への余波が心配されている。そんな折りメインバンクの千葉興銀との関係が関係者の間で取り沙汰されている。千葉興銀はマスコミなどの取材に対して同社との関係の希薄さを強調していたが、実際はそうでもないようだ。内野屋工務店が開発していた亀山湖カントリークラブが思うように進まないとみるや、千葉興銀自らが乗り出し、銀行挙げての会員権販売に着手、資金の回収を図っていたという。預金者に対しては想定問答集をつくるなど表面上対処していたが、まだその裏には見えない“蜜月”が存在しているようだ。