ZAITEN2023年11月号

三菱商事「業績好調」の裏で囁かれる〝ある疑惑〟

カテゴリ:TOP_sub

 業績好調な大手商社の三菱商事。2023年3月期連結決算では、全10事業中7事業で過去最高益を更新し、当期利益は前期比25・9%増の1兆1806億円だった。当期利益1兆1306億円の三井物産とともに、総合商社として初めて当期利益が1兆円を超えた。今期の第1四半期決算では前期比マイナスとはいえ、順調に利益を出している。22年4月に社長に、同年6月に代表取締役社長に就任した電力畑出身の中西勝也体制で、業界トップをひた走っている状況だ。  

 さる9月5日、三菱商事幹部は出入りのメディア関係者を集め、東京丸の内のパレスホテル東京で役員懇談会を行った。同会では、業績好調なためか中西社長をはじめ、幹部たちは軒並み上機嫌な様子だったという。  

 参加した記者の1人は、幹部たちは機嫌こそは良かったものの、ガタイのいい幹部もおり〝笑顔の裏の威圧〟も感じたという。  

 では、中西社長とはどのような人物なのか。人となりを知る関係者は次のように語る。 「風貌もさることながら威圧感があり、正直こわい印象がある。前社長で現会長の垣内威彦氏は鷹揚な感じで社員にも人間味を見せるところがありましたが、中西社長は部下に厳しい。部下になにかを尋ねて、答えがテキパキと返ってこないと、『なぜすぐに答えられないのか』と詰める感じ。体育会系を地で行く感じです」  良くも悪くも「軍隊的」な三菱商事の社風を体現していると関係者たちは口を揃える。

......続きはZAITEN11月号で。

購読のお申し込みはこちら 情報のご提供はこちら
関連記事

ニコン〝社運を懸けた〟事業で「大赤字」「違法サービス残業蔓延」

金融庁「プルデンシャル不正」が開けたパンドラの箱

日本製鉄 誤算で「ジャンク債転落」の危機

JR東日本「経団連」を巻き込む〝悪しき策謀〟

【特集2】植田日銀「高市の反利上げ」で金融正常化頓挫

【特集2】日銀〝天下りOB〟たちの「優雅な生活」

【特集1】伊藤学長の「茶室私物化」に非難轟轟

【特集1】千葉工大理事長・瀬戸熊修が伊藤穰一を庇う「共依存関係」

日高カントリー社長・理事長 180回のプレー代「踏み倒し」

復活目指す「造船大国」は〝転覆前夜〟