ZAITEN2025年08月号

【企業倫理を問う!】

U-NEXT 消費者を〝ひっかける〟常習犯企業

カテゴリ:クレーム・広報

会員獲得キャンペーン

 U-NEXTは、国内の定額制動画配信市場のシェアで第2位。市場の伸びが鈍化した24年にも、同サービス提供各社の中で唯一、継続的にシェアを伸ばしており、業績は好調だ。有料会員の数も右肩上がりで、460万人を突破している。

 そんなU-NEXTについて、読者から3件の情報提供があった。ひとつ目は「無料トライアル」についてだ。 〈U-NEXTの「31日間無料トライアル」に申し込みました。  

 登録日から31日目までの無料期間中に解約しない場合、32日目には自動的に有料会員になります。私は、月末近くの25日に無料トライアルに申し込み、解約せず翌月から有料会員になりました。

 有料会員になった初月の利用は、26日から31日の「6日間」だけでしたが、利用料は月単位ということで、月額料金を満額(2189円)請求されました。結局、無料になったのは申し込み月の「6日間」だけということになり、ガッカリです。「31日間無料」は何だったのでしょう〉

 U-NEXTは、さまざまな媒体にこの無料トライアルの広告を出しており、会員獲得キャンペーンを行っている。別の読者からは以下のような情報提供があった。 〈某マンガサイトを通じて「31日間無料トライアル」に申し込みました。申し込むと、マンガ購読に使えるボーナスポイントが獲得できるからです。条件に「登録日から32日目以降、自動的に【月額2728円(税込)コース】に移行いたします」と書いてありました。  

 月額プランは無料期間中に解約しましたが、「音楽chポイントサービス月額539円(税込)」というサービスにも自動的に登録されていて、それに気がつかず無料期間中に解約できませんでした〉

 編集部が確認したところ、U-NEXTのサイトの「よくある質問」には、トライアルの種類として「月額プランのみ」と「月額プラン&音楽chポイントサービス」とあるが、無料トライアルの登録画面にそれを選択する項目はなかった。  

 3件目の情報提供は「リトライキャンペーン」についてだ。  

 過去に無料トライアルに登録して解約したユーザーには、2回目の無料トライアルを利用できる「リトライキャンペーン」への勧誘というメールが送られてくることがあるという。このメールでも誤解を招く表記があると読者は指摘する。

......続きはZAITEN8月号で。

購読のお申し込みはこちら 情報のご提供はこちら
関連記事

焼肉ライク 騒がしい「ライバー」の〝実況配信〟を放置する無責任

東進ハイスクール 2つの東大合格者数が混在する広告の真相

ヤクルト「〝社内事情〟を漏らす広報担当」

ヤクルト「爆発的大ヒット商品」の〝不快CM〟

LIXIL 極小ねじの「リモコン・キー」に不満

HENNGE「警察白書」を騙る広告を本誌取材後に削除

バンダイ〝菓子で遊びの体験〟のあきれた倫理観

「KADOKAWA 」広報対応が劣化する仰天企業

「セールスフォース・ジャパン」マスコミ対応を完全放棄した異常さ

パスモ&京成バス わかりにくい「モバイル定期」の使い方