ZAITEN2025年05月号

非常識のひと言に尽きる 社名を名乗らない代表電話

ティファール「非常識に尽きる 社名を名乗らない代表電話」

カテゴリ:クレーム・広報

 今号の本誌「企業倫理を問う!」では、ティファールの調理器具を取り上げた(101頁を参照)。

 本来、企業の広報対応の問題を明らかにするのが本稿の目的だが、結論から言えば〝広報対応〟には何ら落ち度はなかった。それなのになぜ今回取り上げるかというと、本体であるティファールの日本法人「グループセブジャパン」本社の〝あきれた対応〟を指摘するためである。  

 取材を試みるべく、編集担当がグループセブジャパンの本社代表番号に架電したところ、数十回のコールののち、ようやく繋がった。そこから数秒の沈黙が流れ、社名を名乗ることなく〈はい〉と若い女性の声が聞こえてきた。

 掛け違いかAI音声かと疑い、こちらから先方の社名を確認すると〈そうです〉と憮然と答えたのである。呆気に取られながらも取材概要と担当部署への取り次ぎを依頼するも、〈今から伝えるメールアドレスに送ってもらえれば対応します〉と抑揚のない声で返答するのみ。担当部署の連絡先を訊ねれば〈それはお伝えできません〉、さらに念のために電話口の方のお名前をと訊ねても〈いいです。お答えできません〉といった調子である。やり取りの間中、溜息交じりに返答する先方担当者であった。

......続きはZAITEN5月号で。

購読のお申し込みはこちら 情報のご提供はこちら
関連記事

明治「脂肪0」で〝誤認〟を誘うパッケージ

科学技術振興機構(JST) 文科省に〝完全まる投げ〟広報

スーパー「バロー」〝お題目〟だけは立派な旧態依然のリサイクル意識

THE TOBACCO「実在しない商品」の広告で〝利用者困惑〟

東京メトロ 迷惑行為の焦点ぼかす「注意喚起ポスター」

西武鉄道 便利そうで不便な「チケットレスサービス」

ニフコ・シモンズ 親会社社長への質問状送付で傲岸不遜な対応が一変

JCOM・KDDI 〝子が子〟なら〝親も親〟の広報体制

JCOM「情報漏洩対応」にアクセス集中で利用者激怒

キリン 大谷翔平を〝いじわる〟演出するCМ